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バルセロナ五輪金 柔道・古賀稔彦さん、佐賀で講演

佐賀新聞 9/6(火) 19:30配信

敗北から得た教訓熱弁

 1992年バルセロナ五輪柔道金メダリストの古賀稔彦(としひこ)さん(神奈川県在住、みやき町出身)の講演会が4日、佐賀市文化会館であった。古賀さんは自身の経験をもとに、夢を実現するために才能を信じて努力することや、支えてくれた周囲に感謝することの大切さを語り掛けた。

 古賀さんは「人生の教科書」のテーマで講演した。初の五輪出場となったソウル大会での敗戦に触れ、「帰国後、人間不信になり引きこもっていた。観客席で周囲に頭を下げている両親の姿をテレビで見て、自分だけでなく親も戦っていたことに気付いた」という。「支えてくれた両親や仲間、日本中のファンを喜ばせるために、次回大会で金を取ることを願うようになった」という。敗戦を教訓とし、努力を重ねることでバルセロナ五輪では左ひざのけがを抱えながら金メダル、アトランタ五輪では銀メダルを獲得した。

 古賀さんは夢を実現するヒントとして漢字をボードに示し、「自分の持っている『欲』を無限大に引き出して努力する性格、『欠点』を素直に認め、長所に変えていく考え方が必要」とアドバイスした。

 講演は弁護士会など8団体でつくる佐賀県専門士業団体連絡協議会が主催し、約300人が参加した。

最終更新:9/6(火) 19:30

佐賀新聞