ここから本文です

北海道北部大雨 利尻島「50年に一度」 JR稚内駅前は冠水

北海道新聞 9月6日(火)13時51分配信

1日で1カ月分の1.4倍の雨

 道内は6日午前、低気圧に伴う前線の通過で大気が非常に不安定になり、稚内市と利尻島で猛烈な雨となった。利尻島は降り始めからの降水量が150ミリを超える「50年に一度の大雨」(札幌管区気象台)に見舞われた。雨は道内全域で7日まで続き、多いところで1時間雨量が50ミリ、24時間雨量が120ミリに達する見通し。8月末の台風10号による豪雨で被害を受けた上川、十勝両管内は地盤が緩んでおり、気象台は土砂災害や河川の氾濫の危険性があるとして、厳重な警戒を呼び掛けている。

【動画】台風10号深い爪跡

 気象台によると、降り始めからの降水量は6日午後0時半現在、宗谷管内利尻富士町本泊で152ミリ、同管内利尻町沓形(くつがた)で151・5ミリ、稚内市で147ミリ。いずれも9月1カ月分の降水量の1・1~1・4倍になった。

島のほぼ全域に避難勧告

 道警によると、午前11時35分ごろ、利尻町神磯の道道沿いで土砂崩れが幅10メートル、高さ20メートルにわたって発生した。けが人などはいないという。利尻富士町は町内全域、利尻町も沓形・仙法志(せんほうし)地区に、土砂災害の危険性が高いとして避難勧告を発令した。利尻町は午後1時現在、沓形地区などで25人が避難している。

 稚内市のJR稚内駅前は国道が冠水した。同市は2世帯に避難指示、中心部の大黒・緑地区などに避難勧告を出した。正午までに128人が避難した。

北海道新聞

最終更新:9月6日(火)16時8分

北海道新聞