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ゴリラは「絶滅の一歩手前」、IUCNのレッドリスト

AFPBB News 9/6(火) 13:10配信

(c)AFPBB News

【9月6日 AFP】国際自然保護連合(IUCN)は4日、世界の野生動植物の絶滅危機の度合いを示す「レッドリスト(Red List、絶滅危惧種リスト)」を更新し、コンゴ(旧ザイール)で密猟が急増しているヒガシゴリラを、3段階ある絶滅危惧種の分類のうち最も危険度が高い「絶滅危惧IA類 (近絶滅種)」に1段階引き上げた。

 IUCNによると、現存する最大の霊長類とされるヒガシゴリラは、野生生息数がわずか5000頭に減少し、完全に絶滅する危険に直面しているという。ヒガシゴリラには2亜種がいるが、このうちヒガシローランドゴリラは1994年には1万6900頭いたのが2015年にはわずか3800頭に激減。専門家によると密猟が最大の原因という。一方のマウンテンゴリラはやや個体数が回復したものの、880頭しか生息していない。

 今回の更新により、地球上に生息する大型類人猿6種のうち、ヒガシゴリラ、ニシゴリラ、ボルネオオランウータン、スマトラオランウータンの4種がIUCNのレッドリストで「野生での絶滅まであと一歩」とされる「絶滅危惧IA類」に指定された。残るチンパンジーとボノボも「絶滅危惧IB類」に分類されている。映像は2012年にルワンダ、2014年にウガンダで撮影したマウンテンゴリラ。(c)AFPBB News

最終更新:9/6(火) 14:54

AFPBB News