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「ルーニーがケインを殺すんだ」 “ボランチのようなトップ下“ルーニーが攻撃停滞の原因に

theWORLD(ザ・ワールド) 9/6(火) 16:20配信

中盤深くでプレイしすぎか

4日に2018ワールドカップ欧州予選でスロバキア代表と対戦したイングランド代表は、試合終了間際にアダム・ララーナが得点を決めて辛くも1-0で勝利を収めた。相変わらず攻撃に迫力は出ず、EURO2016の嫌な記憶が蘇るようなフラストレーションの溜まる試合だった。

元イングランド代表のクリス・サットン氏は、そうなった原因の1つが主将のウェイン・ルーニーにあると見ている。イングランド代表監督のサム・アラダイスはルーニーをトップ下で起用したが、サットン氏はルーニーがトップ下を担当することで最前線のFWハリー・ケインの長所が消えてしまうと主張した。英『Daily Mail』が伝えた。

「ルーニーはこの試合のほとんどを中盤深くで過ごし、ケインは前線で孤立してしまった。ルーニーがケインを殺すんだ。ケインが最大限輝くには彼の周りに選手がいないといけない。ケインはインテリジェントなプレイヤーだが、優れたスピードがあるわけではない。近くでプレイする選手が必要なんだ」

「ルーニーは素晴らしいパサーでテクニシャンだが、彼がケインの長所を引き出せなければチーム全体が苦しむことになる。ルーニーはもっとケインの近くでプレイする必要がある。相手が10人になったこともあるが、デル・アリが入ってきてからケインは嬉しそうにプレイしているように見えたよ」

同メディアのスタッツでは、この試合でルーニーは1度も相手のペナルティエリア内でボールを触っていない。所属するマンチェスター・ユナイテッドでも同じような光景が見られるが、ルーニーはトップ下の選手ながらボランチのような位置でプレイしている時間が多い。

一方トッテナムでケインと一緒にプレイするデル・アリはより高い位置でプレイすることを好む選手で、必然的にケインとの距離が近くなる。ケインにとってやりやすいのはデル・アリの方だろう。

サットン氏の言葉どおり、ケインはドリブルで相手守備陣をぶっちぎるタイプの選手ではない。今のルーニーのスタイルではケインの長所を消してしまうことになるが、アラダイスはこれをどう捉えたのか。この問題を解消しなければイングランド代表は退屈な攻撃を続けることになるかもしれない。

http://www.theworldmagazine.jp/

最終更新:9/6(火) 16:20

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