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【ブラジル】雇用純減見通しを修正 全国商業連合

サンパウロ新聞 9/6(火) 3:16配信

 全国商業連合(CNC)は、ブラジルの小売業界全体の2016年の年間雇用純減数の見通しを、今年5月に示した27万9000人から23万人へと修正した。CNCが8月29日発表した。

 小売業界の今年7月の雇用純減数は前の月の2万7900人よりも少ない1万5200人だった。また、今年7月の離職者数は7月としては09年以来の低水準となる25万600人だった。

 CNCのエコノミスト、ファビオ・ベンテス氏は「商業信頼感はここ数カ月間で上昇したが、それはいまだに業界に悲観的な見方があることを明らかに示している。この信頼感は雇用再開への主要な障害であり、例えば与信へのアクセスといった、消費を阻害している諸々の要因がより好ましい状態になったときにのみ回復する」と声明の中で語っている。

 今年7月までの12カ月間の離職者数は小売業界全体で352万人だった。これは350万人だった10年12月以降で最も少ない数だ。この12カ月間の雇用減少率が最も大きかったのは家具・家電分野(9.1%減)で、書籍・文房具(6.0%減)、自動車(5.9%減)がそれに続いた。これら3分野は販売ボリュームの縮小でも際立った。家具・家電の販売はこの12カ月間で15.7%縮小、書籍・文房具と自動車もそれぞれ15.5%、17.1%の縮小を記録した。

 また絶対数では、雇用数の減少が最も大きかったのは衣類・履物分野(5万9900人減)だった。同分野の販売ボリュームはこの12カ月間で13%縮小した。

サンパウロ新聞

最終更新:9/6(火) 3:16

サンパウロ新聞