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【ブラジル】サンパウロ州内総生産が拡大 鉱工業がけん引

サンパウロ新聞 9月6日(火)3時20分配信

 5四半期連続で縮小してきたサンパウロ州内の経済活動は2016年第2四半期(4~6月)、鉱工業にけん引されてわずかではあるが拡大した。

 州データ分析システム(Seade)まとめとして伝えた8月24日付伯メディアによると、16年第2四半期の州内総生産は前の期(1~3月)に対して0.2%増(季節調整済み値)の4808億レアル(約14兆4240億円)だった。サンパウロ州の州内総生産が前の期に対して拡大を記録したのは、1.3%拡大した14年第4四半期以来。

 16年第2四半期の総生産は前年同時期に対しては3.8%縮小したが、縮小幅は今年第1四半期の5.9%に比べて小さかった。

 今年6月だけを見ると、州内総生産は5月に対して0.9%拡大(季節調整済み値)した。5月の州内総生産は前月比1.8%減、4月は前月比1.0%増だった。前月に対する6月の拡大は鉱工業、サービス業、農業がそれぞれ伸びたことによる。鉱工業は2.4%、サービス業は0.6%、農業は1.6%、それぞれ前の月に対して拡大した。

 16年第2四半期には、同州内の鉱工業総生産は第1四半期に対して3.8%拡大した。サンパウロ州の鉱工業総生産はこれまで10四半期連続で前の期を下回ってきたが、ようやく拡大に転じた。鉱工業の中では、製造業が前の期比1.9%増、ガスや電力、水の生産・供給が同1.2%増、鉱業が同0.1%増と拡大した一方で、建設業が同2.5%減と縮小した。ただし、建設業の縮小幅は第1四半期に記録した7.8%減の3分の1に縮まった。

 サービス業と農業の16年第2四半期の総生産は、それぞれ前の期比0.3%減、3.2%減だった。

サンパウロ新聞

最終更新:9月6日(火)3時20分

サンパウロ新聞