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失読症の治療に運動は役立つか?

ウォール・ストリート・ジャーナル 9月6日(火)12時7分配信

 米国の人口の10~15%は失読症(ディスレクシア)を患っているが、失読症と診断されているのは失読症患者100人に5人の割合にすぎない。米ディスレクシア研究所のデータはそう示している。

 エール大学「ディスレクシアと創造性」センターのサリー・シェイウィッツ教授は、多くの人が失読症を文字が反転して見える子供の読書障害と誤って認識していると指摘する。

 シェイウィッツ氏は「失読症は耳で聞いた音を処理し、目に見える単語と音の固まりとを一致させる脳の機能に生じる障害だ。その結果、読み書きや第2言語の学習が困難になる」と説明する。

 同氏によると、運動によって失読症が治ったり、読む能力が向上したりすることはないが、この障害に苦しむ人たちの不安を和らげる上で運動が役立つ可能性があるという。

 「読む能力をつかさどる脳の部分を使う運動を教えたり、したりすることが障害の対処に役立つ可能性はある。だが、自分がうまくできないことにことにばかり気をとられてしまうため、うまくできることを探すことが重要だ」

 スポーツをすることで子供は子供らしくなることができ、自らの経験を正常化できるという。「マラソンやヨガ、野球など何か1つの分野で自信がつけば、教室や職場で積極的に振る舞えるようになることが多い」とシェイウィッツ氏は話す。

By JEN MURPHY

最終更新:9月6日(火)12時7分

ウォール・ストリート・ジャーナル

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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