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保育事故防止へカメラ設置費助成 藤沢市が方針

カナロコ by 神奈川新聞 9月6日(火)9時3分配信

 藤沢市は、市内の認可保育所と小規模保育事業所22カ所を対象に、ビデオカメラの設置費を助成する方針を固めた。職員室や事務室に置いたモニターで各部屋の様子をリアルタイムで把握できる機器で、保育中の事故防止につなげる。関係費用を計上した本年度一般会計補正予算案を開会中の市議会9月定例会に提案した。

 補助金の上限は1施設当たり10万円で、市は補正予算案に計220万円を計上。ビデオカメラを通じて重大事故の未然防止を図ることはもちろん、万一事故が発生した場合の検証にも役立てる。

 ビデオカメラを活用した事故防止については、専門家らで構成する内閣府の検討会が2015年7月にガイドラインを策定。ガイドラインを巡る報道の中で、藤沢市内の保育所が独自に設置し役立てている事例が取り上げられた。

 市内の他の保育所もそうした身近な取り組みに着目し、市に費用面での支援を求めた。国が設置費の補助メニューを創設したことから、市側も市内の全施設に意向調査を実施。設置を希望した22施設に補助金を支出することを決めた。

 一方、保育所のICT(情報通信技術)化を推進するため、市はシステム導入経費の助成も合わせて行う。これまで手書きだった園児台帳や保育日誌、指導計画の作成をコンピューター上で行うことで職員の負担軽減を図り、保育の質の向上に結び付ける。

 希望した認可保育所と小規模保育事業所22カ所に上限100万円で補助金を支出する予定で、市は計2200万円を補正予算案に盛り込んだ。

最終更新:9月6日(火)9時3分

カナロコ by 神奈川新聞