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新曲はマツケン映画の主題歌 デビュー10年、秦基博 全身全霊でぶつかる様を描く

カナロコ by 神奈川新聞 9月6日(火)18時10分配信

 11月にデビュー10周年を迎える、横浜育ちのシンガー・ソングライター、秦基博(35)が、俳優の松山ケンイチ(31)が主演する映画「聖の青春」(11月19日全国公開)に新曲「終わりのない空」を書き下ろした。同曲は10月19日にシングル発売される。

 「聖の青春」は、将棋の名人を目指し、志半ばにして病で倒れた故・村山聖九段の物語。29年の生涯をかけて臨んだ対局には、100年に1人と言われる天才棋士、羽生善治(45)との一戦もあり、その強さは「東の羽生、西の村山」と称されていた。

 「ひまわりの約束」(映画「STAND BY ME ドラえもん」)、「水彩の月」(映画「あん」)、「Q&A」(映画「天空の蜂」)などの映画で、印象的な主題歌を生み出している秦を知った野副亮子プロデューサーが、「今を生きる人々の日常に寄り添い、日々を尊ぶエールになる曲を」と依頼した。

 秦は完成直前の映像、原作に目を通し、全身全霊でぶつかっていく様子を曲に込めた。歌詞は、村山さんが手記に残した「人間は悲しみ、苦しむために生まれた。それが人間の宿命であり、幸せだ」という言葉からふくらませた思いをつづったという。

 森義隆監督は「また一人、村山聖の生き方に魅せられ、その才能を『聖の青春』に注ぎ込んでくれた仲間が増えました。秦さんは今回、その美しくやさしい歌声で、誰もが限りある人生を生きていることの刹那、そしてその現実の前でのわれわれの無力さ、そして、それでも生きることの中にある希望を歌い上げてくれました」と絶賛している。

 秦は9月17日、山梨・富士急ハイランドで行う所属事務所の音楽イベント「オーガスタ・キャンプ」に出演。11月1日の「横浜アリーナ」(横浜市港北区)を皮切りに、大阪・名古屋などを回る全国ツアーを予定している。

最終更新:9月6日(火)18時10分

カナロコ by 神奈川新聞