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道産野菜の入荷減 石川県内の市場

北國新聞社 9月6日(火)16時2分配信

 台風10号で北海道が甚大な豪雨被害に遭った影響で、石川県内に届けられる道産野菜の入荷が遅れている。畑の被害に加え、貨物列車が運行できない状態が続いているためで、金沢市中央卸売市場ではタマネギの入荷量が昨年の3割にとどまり、卸値も約2倍となった。タマネギのほか、ニンジンを値上げする小売店もあり、収穫の進むジャガイモの被害も懸念されている。

 金沢市中央卸売市場では8月中旬~翌年4月末に入荷するタマネギのほとんどが北海道産で、貨物列車による輸送が8割を占めている。丸果石川中央青果によると、台風10号により、道内の鉄道で橋りょう流出などが発生し、鉄道輸送ができなくなっている。

 このためタマネギの入荷が遅れて卸値が上がり、20キロ当たりで3700~4千円と、前年同期の2千円の約2倍となっている。トラックやフェリーに切り替えて輸送を進めているが、同社のタマネギ担当者は「完全復旧には今月下旬までかかるかもしれない。今年は豊作だと聞いていただけに残念だ」と話した。

北國新聞社

最終更新:9月6日(火)16時2分

北國新聞社