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日本、敵地で苦しみながらも初勝利…ハリル采配的中の原口&浅野弾でタイ撃破

SOCCER KING 9月6日(火)23時8分配信

 2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選の第2戦が6日にタイ・バンコクで行われ、日本代表はタイ代表と対戦した。

 1日から始まったW杯アジア最終予選。日本はホームで迎えた初戦のUAE(アラブ首長国連邦)戦を1-2の逆転負けで落とし、まさかの黒星スタートとなった。同組のオーストラリア、サウジアラビアといった強豪国がしっかりと勝ち点3を手にしたため、日本は早くも厳しい立場に立たされている。第2戦の相手はFIFAランキング120位のタイ。通算の対戦成績では14勝4分け2敗と日本が大きく勝ち越しているが、サウジアラビアとの初戦で接戦を演じるなど、近年は成長を遂げている。日本としては勝ち点3を確保したいところだが、敵地ということもあり苦しい戦いが予想される。

 日本はUAE戦のスタメンから3名を変更。GK西川周作(浦和レッズ)、DF酒井宏樹(マルセイユ/フランス)、吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)、森重真人(FC東京)、酒井高徳(ハンブルガーSV/ドイツ)の守備陣は変わらず。MF長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)の相棒には山口蛍(セレッソ大阪)が入った。また、2列目には香川真司(ドルトムント/ドイツ)、本田圭佑(ミラン/イタリア)に加え、原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)が先発入り。ワントップにはFW浅野拓磨(シュトゥットガルト/ドイツ)が名を連ねた。

 最初にチャンスを作ったのは日本。8分に左CKのチャンスを得ると、ショートコーナーから原口がパスを受ける。ドリブルでエリア内に進入し、角度のないところから右足シュートを放ったが、ここは相手DFのブロックに遭ってしまった。

 続く12分、左サイドでFKを獲得。香川が高いクロスを入れると、ファーサイドでフリーになってた本田がヘディングで折り返したが、中央で合わせる選手はいなかった。続く16分、右CKから香川がクロスを供給すると、ゴール前に飛び込んだ吉田がヘディングシュート。相手DFに当ってこぼれたボールに森重が反応して詰めたが、今度はGKカウィン・タマサチャナンに防がれてしまった。

 18分、右サイドでパスを受けた酒井宏がエリア右横からクロスを供給。ニアの本田は触れなかったが、後ろから飛び込んだ原口がダイビングヘッドでゴール左隅に決め、日本が待望の先制点を手にした。

 日本はさらに決定機を迎える。24分、相手DFの裏を取った浅野がドリブルでエリア内左に入り、中央へ折り返しのパス。ファーサイドに本田がフリーで走りこんだが、わずかにタイミングが合わなかった。

 試合は圧倒的な日本のペースで進んだが、冷やりとする場面もあった。27分、自陣中央で長谷部が浮き玉のパスを出すと、これがミスキックになって相手にわたる。タイのカウンターのチャンスになりかけたが、ここは長谷部が自ら体を張ってブロック。最後はこぼれ球を西川がキャッチして難を逃れた。

 42分、右サイドの本田が浅野とのワンツーからエリア内に進入。左足で鋭いシュートを放ったが、ここはタナボーン・ケサラットが左足でブロックし、最後はGKカウィンがキャッチした。さらに前半アディショナルタイム2分、右サイドの酒井宏のクロスから本田がヘディングシュート。GKカウィンが弾いたセカンドボールを香川がダイレクトで狙ったが、押しこむことはできなかった。このまま1-0で日本がリードしてハーフタイムを迎える。

 後半立ち上がりはややタイが勢いを取り戻したが、そこを耐え忍んだ日本が相手ゴールに迫る。54分、右CKの流れからゴール前で浅野、香川が連続で決定機を迎えたが、ボールを押しこむことはできなかった。

 62分、中盤でボールを持った山口が右サイドへ浮き玉のパスを入れる。エリア右横に走りこんでいた酒井宏が頭で折り返し、最後は本田がシュートまで持ち込んだが、ここもGKの好守に阻まれた。さらに64分、原口のスルーパスから抜け出した香川が右足シュートを狙ったが、ここもGKカウィンが好セーブを見せて追加点を許さなかった。

 試合を支配されながらもなんとか1失点で耐えるタイ。71分、中盤でボールを持ったチャナティップ・ソンクラシンが日本の最終ラインの裏にスルーパスを送る。ティーラシン・デーンダーが抜けだしてシュートまで持ち込んだが、ここはGK西川が飛び出してブロック。日本はなんとかピンチをしのいだ。

 日本に待望のゴールが生まれたのは76分。長谷部がハーフウェイライン付近から相手最終ラインの裏に浮き球のパスを入れる。相手DFが処理を躊躇すると、このボールに反応した浅野が抜けだしてGKと一対一となる。シュートは相手GKに当たりながらもゴールネットを揺らし、日本が貴重な追加点を奪った。

 日本は82分に浅野を下げて武藤嘉紀を投入。85分に本田を下げて小林悠を投入した。終盤にかけて最終ラインのパスミスから相手にチャンスを作られたが、なんとかしのぐ時間が続く。

 追いかけるタイは89分に痛恨のプレー。プラキット・ディープロムがレッドカードを受けて10人になってしまう。後半アディショナルタイム1分、日本は先制点を挙げた原口に替えて宇佐美貴史を投入した。そのまま2-0で日本がタイを振り切り、最終予選初勝利を収めた。

 日本代表は10月6日にホームで行われるW杯アジア最終予選の第3戦でイラク代表と対戦する。

【スコア】
タイ 0-2 日本

【得点者】
0-1 18分 原口元気(日本)
0-2 76分 浅野拓磨(日本)

SOCCER KING

最終更新:9月7日(水)10時34分

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