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バークレイズ、投資銀責任者にスロスビー氏と発表-JPモルガン出身

Bloomberg 9月6日(火)9時19分配信

英銀バークレイズは5日、JPモルガン・チェースのティム・スロスビー氏を投資銀行を含む法人・国際部門の統括責任者に指名したと発表した。ジェス・ステーリー 最高経営責任者(CEO)は経営チームの最後の空席を埋めることになる。

バークレイズの同日の発表資料によると、スロスビー氏(50)は1月に就任するが、その前に当局の承認を得る必要がある。ブルームバーグ・ニュースはこの発表に先立ち、バークレイズがスロスビー氏の採用を計画していると報じていた。2010年にJPモルガン入りした同氏は、その2年後に株式グローバル責任者に起用され、ロンドンで同部門を統括した。

昨年12月にバークレイズに移籍したステーリー氏は、それ以前にJPモルガンで30年余り勤務した経歴を持ち、バークレイズの経営上層部刷新ではJPモルガンから幅広く人材を採用している。スロスビー氏は、バークレイズに今年移籍したC・S・ベンカタクリシュナン最高リスク責任者(CRO)やポール・コンプトン最高執行責任者(COO)に続くJPモルガン出身の経営幹部となる。

アトランティック・エクイティーズのアナリスト、クリストファー・ウィーラー氏はスロスビー氏について、「投資銀行の立て直しは非常に大変な仕事だが、何が起きているか理解している上司がいることは良いニュースであり、多くの悪い問題への対応が既に取られた後で移籍してくることも幸運といえる」と指摘。その一方で、 「JPモルガンは人材の層が厚いものの、こうした人材をステーリー氏に奪われ続けることは、ジェイミー・ダイモンCEOにとってやはりつらいだろう」と述べた。

JPモルガンの広報担当者はコメントを控えている。

原題:Barclays Names JPMorgan’s Tim Throsby to Run Investment Bank (2)(抜粋)

Suzi Ring, Stephen Morris

最終更新:9月6日(火)9時19分

Bloomberg