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御前崎にコンテナ新航路 韓国、中国、フィリピンへ

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月7日(水)7時35分配信

 静岡県は6日、御前崎港と韓国、中国、フィリピンを結ぶコンテナ船の定期航路が新規に開設されると発表した。7日に最初の船が入港する。同港と海外の主要港を結ぶ定期コンテナ航路は2航路・週2便になる。県はさらに誘致を進め、港の利用促進を図る方針だ。

 新航路の船は、御前崎から東京、横浜を経て韓国・釜山、中国・上海、同・寧波、フィリピン・マニラ、同・スービック、名古屋、四日市、豊橋を回る。御前崎には毎週水曜に寄港する。アジアの主要港である釜山や上海に寄港することから、荷を積み替えることで世界の港に向けた輸送も可能。県港湾企画課は「御前崎港の利便性向上により、県内荷主企業の国際競争力強化が期待される」としている。

 中国の船会社「SITCコンテナラインズ」が、千TEU(20フィートコンテナ換算個数)積載型のコンテナ船3隻で運航する。県内の代理店によると、御前崎港で扱う主な荷は輸入が住宅関連、輸出が自動車関連部品という。

 県は、県内港湾のポートセールスを展開し、PRと利用促進に取り組むが、港湾企画課によると、御前崎港は清水港に比べて荷が集まりにくく航路数が伸びていなかった。東南アジアや韓国・中国・台湾を結ぶルートを中心に過去最多となる計27航路の定期外航コンテナ船が入港する清水港に対し、御前崎港では2015年4月に開設されたベトナム航路が同10月に、韓国(釜山)などを結ぶ航路も16年8月までで運航を取りやめ、中国(寧波)などを結ぶ1航路だけが残っていた。

静岡新聞社

最終更新:9月7日(水)10時18分

@S[アットエス] by 静岡新聞