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高松空港、民営化の募集要項策定 15日に説明会

Aviation Wire 9/7(水) 10:54配信

 国土交通省航空局(JCAB)は9月6日、2018年4月をめどに民営化する高松空港について、運営会社の募集要項を策定したと発表した。運営会社は2017年8月をめどに選定する。小規模のローカル空港では初の民営化となる。

 JCABは募集要項に関する説明会を、国交省のある中央合同庁舎内で9月15日午後2時から開催する。翌16日から質問を受け付ける。寄せられた質問への回答は、11月18日にJCABのウェブサイト上で公表。公平を期すため、質問者に直接回答しない。

 JCABは滑走路とターミナルビルの運営を民間企業に委譲することで、民間のノウハウを活かし、LCCなどの誘致を進めていく考え。

 運営会社を選定する審査は、国が2回に分けて実施。2016年12月から2017年1月までの一次審査、1月から5月までの競争的対話を経て、6月から2次審査を実施する。審査後の2017年8月に、優先交渉権者を選定する。選定された企業は特別目的会社(SPC)を設立し、運営にあたる。

 民間による運営期間は当初15年間とし、運営権者が希望した場合、35年以内の延長が可能となる。不可抗力での延長なども含め、最長で55年間。運営権者は滑走路やターミナルビル、貨物ビル、駐車場などを一体的に運営する。

 現在は空港施設は国が、ターミナルビルは県や高松市、ANAホールディングス(9202)、日本航空(JAL/JL、9201)などが出資する高松空港ビルが、駐車場は空港環境整備協会が運営している。

 高松空港は1958年に供用開始。滑走路は1200メートルだった。1989年には現在の場所に移転した。現在は2500メートルの滑走路1本で運用している。同時にターミナルビルの供用も開始した。

 2016年夏ダイヤの国内線は、日本航空(JAL/JL、9201)が羽田便を1日7往復、全日本空輸(ANA/NH)が羽田便を1日6往復、那覇便を1日1往復、ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)が成田便を1日最大2往復運航している。

 国際線は台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)が台北(桃園)便を週6往復、春秋航空(CQH/9C)が上海(浦東)便を週4往復。7月6日からは香港エクスプレス航空(HKE/UO)が香港便の運航を週3往復で開始した。

 現在はアシアナ航空(AAR/OZ)がソウル(仁川)便を週3往復運航しているが、10月7日から運休。同日から傘下のLCCエアソウル(ASV/RS)に移管する。

 2015年の利用実績は、国内線が165万人、国際線が15万人。貨物は国内線6414トン、国際線19トンを取り扱った。

Yusuke KOHASE

最終更新:9/7(水) 10:54

Aviation Wire