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台風13号 急発生発達 先島降雨200ミリ超 本島接近今年初

琉球新報 9月7日(水)0時42分配信

 台風13号が6日午前9時、宮古島近海で発生した。宮古島や沖縄本島、久米島などに接近して強風域に巻き込んだ。沖縄地方への台風接近は今年4回目で、本島地方への接近は初めて。気象庁によると、強い台風13号は6日午後9時、奄美大島の西約200キロにあり、時速35キロの速さで北東に進んでいる。中心気圧は1000ヘクトパスカル、最大瞬間風速は30メートルとなっている。本州の南海上を東寄りに進む見通し。


 先島地方の各地で24時間降水量が100ミリを超え、那覇市樋川で午後2時37分に31・3メートルの最大瞬間風速を観測した。沖縄地方で熱帯低気圧が台風に発達、その日のうちに接近したため各地で天気が急激に崩れた。空、海の便で欠航が相次いだ。県内の各警察署に午後11時現在、けが人の情報は入っていない。

 沖縄本島地方は7日まで強風や1時間に50ミリ以上の激しい雨の恐れがあり、沖縄気象台は土砂災害への警戒を呼び掛けている。


 6日は県や多くの市町村が対策本部を設置し、久米島町は避難所も一時開設した。那覇市消防局には「強風にあおられて転倒した」という通報が2件あり、建物の窓ガラスが割れるなどの被害もあった。

 最大瞬間風速はほかに渡嘉敷島で31・2メートル、うるま市宮城島で26・6メートルを観測した。24時間降水量は宮古島市城辺で214・5ミリを記録し、新石垣空港では119ミリ(9月の観測史上最大)を記録した。

琉球新報社

最終更新:9月7日(水)11時21分

琉球新報