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<城氏が語る>タイ戦勝利も噛み合わないハリルJ 原因は本田&香川の不調

THE PAGE 9月7日(水)6時0分配信

 決めるべきところで決めきれない。岡崎はこの試合を外れたが、香川、本田のコンディションも“切れている”という状態からは程遠く、2戦目にして勝ち点「3」を獲得してリセットはできたが、まだチームとして噛み合ってはいない。1-0よりは2-0の方が良かったには違いないが完勝とは言えなかった。

 初戦のUAE戦で、まさかの黒星スタートとなったハリルホジッチ監督は、大きなプレッシャーのかかるこの試合で、スタメンを3人替えてきた。経験不足を露呈させてしまった大島に替えボランチに、中盤で潰すことができて守備を安定させることのできる山口を入れ、故障を抱えコンディションに不安が残る岡崎に替えて浅野をワントップ。左サイドの清武に替えて原口を使ったが、これらの狙いがズバリと的中した。

 動きのいい原口が積極的に前へ出ようと仕掛けたことで、前がかりに攻め続けることができたし、山口も的確なポジショニングと運動量で、しっかりとカウンターに対応していた。
浅野が決めた2点目もスピードと個人技で切り開いたゴールだった。

 攻撃面でも修正が垣間見えた。UAE戦では引いた相手に対して中へ中へと強引に攻めた。おそらく、そこから崩せる自信があったのだろうが、後半、ハリルホジッチ監督が、サイドから散らして攻めることを指示したが対応できていなかった。タイ戦もスタートから流れを作ることができなかったが、サイドから崩すことはできていた。前半18分の先制点も、酒井宏が右サイドを切り裂いて上げたアーリークロスに原口がヘッドで合わせたもの。それでもタイとの実力差が歴然としている中で、決定的チャンスを何度も逃した現状とは真剣に向き合わねばならないだろう。
 
 最終予選は何が起きるかわからない厳しい戦いである。今後、さらにプレッシャーは厳しくなる。審判の問題に関しても、そうだ。UAEでは、浅野のゴールが認められなかったが、いわゆる“中東の笛”の洗礼は、今後も起こりうる。

 この日の試合でも、森重がボールの空気圧が緩いことを訴えただけで、イエローを出され、タイの選手も、通常のファウルで一発レッドを出された。
 中途半端は避け、プレーは確実に行い、セーフティーにいく場面では危険を冒さない。審判の情報を得た時点で、最終予選の戦い方も徹底していかねばならないだろう。
   

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最終更新:9月7日(水)6時25分

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