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桜ケ丘病院移転 静岡市、JCHOに2候補地伝達へ

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月7日(水)7時55分配信

 独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)が静岡市清水区で運営する桜ケ丘病院の移転問題で、静岡市は6日、田辺信宏市長が7日に都内のJCHO本部を訪れ、清水桜が丘公園と市役所清水庁舎の2カ所を移転候補地として情報提供すると発表した。

 老朽化が進む桜ケ丘病院について、JCHOは昨年5月、移転候補地の情報提供を市に依頼。併せて移転候補地の選定条件に、▽公共交通機関のアクセスが良く、病院経営が成り立つ▽早期に移転できる場所―の2点を求めた。

 桜が丘公園は病院現在地に近く、患者の利便性が継続されるなどとして、地元の住民団体を中心に待望論が根強い。一方、清水庁舎は清水区の中心街に位置し、市はまちづくり推進の一助になると有力な移転候補地に選んだ。両論併記でまとめた文書を、田辺市長がJCHOの尾身茂理事長に手渡す予定。

 清水庁舎は津波浸水想定区域に立地し、1974年の七夕豪雨で周辺地域が浸水被害に遭った。災害に懸念を抱く住民団体は清水庁舎を移転候補地から削除するよう市に要請。市はこれに応じず2カ所を情報提供する考えを固持し、議論は平行線をたどっていた。

静岡新聞社

最終更新:9月7日(水)7時55分

@S[アットエス] by 静岡新聞