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早大と町民健康づくり協定 南伊豆町、調査やプログラム作成

伊豆新聞 9月7日(水)13時8分配信

 南伊豆町と早稲田大スポーツ科学学術院は5日、埼玉県所沢市の同院で「住民の健康づくりに関する協定」の調印式を開いた。今後、町民の運動や生活習慣などについて調査し、町の実情に合わせた健康プログラムを作り、普及啓発に努める。

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 町は健康創造型をコンセプトとした生涯活躍のまち(CCRC)基本計画に取り組んでおり、「認知症にならない」「がんにならない」「足腰が弱くならない」という三つの目標を掲げている。協定により、同院は大規模集団の追跡調査による研究・分析を行い、町は連携しながら住民の健康増進を目指す。期間は5年間。

 調印式には梅本和熙町長や同院の友添秀則学術院長らが臨んだ。梅本町長は「健康創造型生涯活躍のまち実現の大きな柱に住民の健康づくりを位置付けている。健康寿命の延伸に連携して取り組む運びとなったのをうれしく思う」とあいさつ。友添学術院長は「活力ある地域づくりにスポーツが必須となっている。われわれで役に立てることがあれば申しつけて」と述べた。

 アンケートは10月の発送と年内回収を予定している。対象は町内の20歳以上7千人ほど。運動や食生活、脳機能など、高齢者以外にも調査範囲を広げて健康プログラム策定に生かす。

 調査研究には町のCCRC推進協議会委員を務める岡浩一朗・同院教授が主に当たる。岡教授は「海外のCCRCは、大学が加わっている事例が多い。南伊豆には大学がない中、私たちがキャンパスのように利用させていただき、若者から高齢者まで町内の方々の健康増進に努めていきたい」と話した。

 【写説】協定を締結する梅本町長(右)と友添学術院長=埼玉県所沢市の早稲田大スポーツ科学学術院

最終更新:9月7日(水)14時10分

伊豆新聞