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太陽光発電所のさまざまな故障を1台で検出、故障位置も示す検査装置

スマートジャパン 9月7日(水)6時55分配信

 2017年4月に施行される「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法等の一部を改正する法律」(通称:改正FIT法)によって、太陽光発電システムなどの点検・保守体制の義務化が進むことに加え、発電量の維持の義務化や安全性法令順守などが求められている。これらの背景から、システムの長期安定稼働や安全性は重要視され、そのためには、点検・保守業務の効率化やコスト削減、火災・感電などのリスクの最小限化が必要となる。

【故障位置測定技術の様子画像】

 今回、新栄電子計測器とオムロンが開発したのは、これらの需要に対応したものだ。国内で初めて太陽光発電の点検・保守市場で使われている計測器の4つの機能を1台に集約したPV用直流安全検査装置「DC Fault Tester」(以下、DCFT)である(図1)。

 DCFTは、太陽光発電の点検を行う上で、これまで複数必要であった機器を集約することにより、作業者の作業効率の向上と安全性の確保する機器である。

 オムロン独自のセンシング技術「AISET」(Active Inspection SEnsing Technology)を搭載し、これにより、従来のように太陽光パネルを1枚単位で計測しなくても、故障位置の特定を実現できる。太陽光パネルの故障特徴に合わせたセンシング技術のため、計測器の小型・ローコスト化を実現した点なども特徴である(図2)。

最終更新:9月7日(水)6時55分

スマートジャパン