ここから本文です

【タイ】鈴与が倉庫2棟新設、危険品にも対応

NNA 9月7日(水)8時30分配信

 
 総合物流の鈴与(静岡市清水区)のタイ現地法人で、物流倉庫事業を手掛ける鈴与ディストリビューション・センター(タイランド)=鈴与DCタイランド=は6日、バンコク東郊サムットプラカン県で新たに倉庫2棟を開設したと発表した。危険品を保管する区画や定温庫を設け、付加価値の高い物流サービスを強化する。
 新倉庫はバンプリー工業団地近くにある既存の2棟に隣接する。投資額は非公表。建物面積は計1万7,800平方メートルで、既存棟と合わせた建物面積は3万6,400平方メートルとなった。
 新倉庫のうち、危険品の保管区画は2,100平方メートル。スプリンクラーや貯水タンク、帯電防止床を完備する。空調室は200平方メートルで、25度からプラスマイナス3度の空調管理が可能。既存棟と同様に全面高床式で、洪水リスクに対応するほか、地盤沈下による段差の発生を防ぐ設計になっている。
 鈴与DCタイランドの担当者はNNAに対し、「危険品や温度調整の必要な特殊品を扱うことで、付加価値をつけ、他社と差別化を図っていきたい」と語った。現在9割を占める自動車関連製品をはじめ、医薬品や医療機器、化粧品、食品を取り扱っていく。新倉庫は既に6割のスペースで契約が決まっているという。
 鈴与DCタイランドは2005年設立。昨年にタイで2カ所目となる自社倉庫2棟を同地域に開設していた。貸倉庫を含めたタイでの倉庫数は13カ所となった。

最終更新:9月7日(水)8時30分

NNA