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ドル急落、米指標悪化で早期利上げ観測後退=NY市場

ロイター 9月7日(水)6時21分配信

[ニューヨーク 6日 ロイター] -

終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して急落した。米供給管理協会(ISM)が発表した8月非製造業総合指数が大幅に悪化したため、米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が後退した。

終盤のドル/円<JPY=>は1.3%安の102.05円。ユーロ/ドル<EUR=>は8月26日以来の高値となる1.1255ドルまで上昇する場面があり、ポンド/ドル<GBP=>は一時7週間ぶり高値の1.3443ドルを付けた。

主要6通貨に対するドル指数は約1%安の94.821と、8月26日以来の安値水準となった。

ISM非製造業総合指数は51.4と市場予想を大きく下回り、2010年2月以来6年半ぶりの低水準になった。

みずほコーポレート銀行の通貨セールス担当バイスプレジデント、ファビアン・エリアソン氏によると、低調なISM指数を受けてFRBの9月利上げの可能性が消え、そうしたペースでの利上げを想定していた市場参加者に影響が及んだ。

エリアソン氏は「ほとんどの人はFRBが利上げすることに疑いを抱いているわけではないと思う。利上げ予想自体はかなり定着している。問題は次の利上げがいつか、そして何回実施されるかだ」と話した。

この日はニュージーランド(NZ)ドルと豪ドルも堅調。NZドルは、さえないISM指数と強い乳製品入札価格を背景に、対米ドルで一時2015年5月以来の高値となった。

ドル/円 NY終値 101.98/102.05

始値 103.30

高値 103.44

安値 101.94

ユーロ/ドル NY終値 1.1252/1.1259

始値 1.1165

高値 1.1263

安値 1.1155

*内容を追加しました。

最終更新:9月7日(水)6時38分

ロイター