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<免震不正>御前崎消防庁舎 損害1.5億円

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月7日(水)7時46分配信

 東洋ゴム工業による免震ゴムの性能データ改ざん問題で、建設工事が一時中断した御前崎市消防庁舎について市と施工業者らの損害の合計額が約1億5千万円に上ることが6日、工事関係者らへの取材で分かった。同市などが東洋ゴム工業に補償を求めていて、同社から全額支払われる見通し。消防庁舎は完成し7日に落成する。

 関係者によると、同庁舎本体の建設工事だけで損害は1億円を超える。庁舎棟の地下に設置した免震ゴム18基をすべて他社製に交換した費用6千万円以上のほか、工事延長に伴う労務費などが発生した。建設工事とは別に、現庁舎に仮設置した消防救急デジタル無線の機材を新庁舎に移す費用4700万円もかかった。

 同市の消防庁舎は2014年9月に着工した。15年9月に完成予定だったが、同年3月に免震ゴムのデータ改ざんが発覚し工事が一時ストップした。外構工事を含め今年8月末にすべての工事が完了した。

 同市などからの請求について、同社広報企画部の担当者は「個別の案件については答えられないが、当社の問題に伴う損害には誠意をもって対応する」と話している。

静岡新聞社

最終更新:9月7日(水)9時29分

@S[アットエス] by 静岡新聞