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「MY三嶋暦」児童が制作 三島・北上小で講座

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月7日(水)8時18分配信

 三島市立北上小の6年生71人は6日、かつて三島で製造されていた「三嶋暦」の出前講座を受講した。仮名文字で刷られた暦としては日本最古とされる三嶋暦に理解を深め、身近な自然の移ろいを書き加えた「MY三嶋暦」を制作した。

 三嶋暦の伝承に取り組む三嶋暦の会と市主催の三島若者元気塾のメンバー8人が講師を務め、暦の仕組みに加えて三嶋暦が源頼朝や徳川家康らに重宝された歴史などを解説した。旧暦や新暦、月の満ち欠けなどが書かれたMY三嶋暦を手にした児童は、5日ごとの「七十二候」の9月の欄に「風が涼しくなった」「コオロギの鳴き声が聞こえはじめた」などの感想を思い思いに絵で表現した。

 6年の男子児童は「身近な歴史に驚いた。音や植物など周りの変化により気を配ってみたい」と声を弾ませた。

 同会や市によると、旧暦の三嶋暦は鎌倉時代ごろから明治時代まで三嶋大社の社家である河合家によって製造販売された。同会が小学校で出前講座を実施するのは今回が初めてで、河合家の53代当主の龍明さん(74)らは今後も普及に向けて積極的に出前講座を開催する方針という。

静岡新聞社

最終更新:9月7日(水)8時18分

@S[アットエス] by 静岡新聞