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米経済は良好、緩やかで早めの利上げが合理的=SF連銀総裁

ロイター 9月7日(水)10時51分配信

[リノ(米ネバダ州) 6日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は6日、米経済は良好であり、緩やかな利上げが望ましいとの見解をあらためて示した。

総裁は講演の準備原稿で「緩やかなペースの利上げに戻るのが合理的だ。できれば遅いより早いほうがいい」と指摘した。

この日発表された8月の米供給管理協会(ISM)非製造業総合指数が6年半ぶりの低水準となったことや、先週末の雇用統計が予想を下回ったことには触れなかった。

総裁は、米経済は「良好」で、現在4.9%の失業率が今後1年で4.5%に改善すると予想。インフレ率についても、今後1━2年で連邦準備理事会(FRB)の目標の2%に上昇すると見方を示した。

ただ、現在の金融政策の枠組みは、長期的には問題があると指摘。低成長・低インフレが長期化するとみられる環境では、低いインフレ目標はふさわしくなく、将来ショックが発生した場合に金融政策の発動余地が乏しくなるとの見方を示した。

総裁は、現在2%のインフレ目標を3%や4%に引き上げることや、インフレ目標自体を撤廃して国内総生産(GDP)の名目水準を目標とすることも可能だと指摘。将来、景気が悪化した場合にどのような政策アプローチが最適かを判断するには時間がかかるため、速やかに対応を検討すべきだと主張した。

*内容を追加します。

最終更新:9月7日(水)11時9分

ロイター