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県水産種苗研究所 起工 30年4月、全面供用へ 相馬中核工業団地

福島民報 9/7(水) 10:45配信

 福島県が相馬市と新地町にまたがる相馬中核工業団地内に整備する水産種苗研究・生産施設の起工式は6日、現地で行われ、関係者が工事の安全と漁業の再生を願った。平成30年4月の全面供用開始を目指す。
 化学品メーカー・ADEKA(本社・東京)の用地を借り、相馬共同火力発電新地発電所(新地町)近くに整備する。火発の温排水を利用し、ヒラメ、アワビ、アユの種苗を育成する。本県沖などに放流し、県産ブランド再生の足掛かりにする。29年度中に一部で供用を開始する予定。国の復興交付金を活用し、総事業費は約89億円。
 式には関係者約50人が出席した。神事で工事の無事を願った後、内堀雅雄知事が「試験操業の対象魚種が増えるなど漁業に明るさが見えてきた。水産業の復興を前に進めたい」とあいさつした。
 大熊町にあった施設は震災の津波で全壊したため、代替施設として整備する。

福島民報社

最終更新:9/7(水) 11:32

福島民報