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貧打巨人V逸の戦犯に…村田HCは今年こそ“男気退任”必至

日刊ゲンダイDIGITAL 9月7日(水)12時3分配信

 広島の優勝マジックが「3」となり、巨人のV逸は目前だ。6日の阪神戦に勝利し、連敗を4で止めたとはいえ、広島のマジック点灯後は2勝8敗の体たらく。この日は主将で打率トップを走る坂本が4日に左ヒザに自打球を当てた影響で欠場した。久しぶりに勝っても、どうにもピリッとしない。高橋由伸監督(41)は「結果が全て。勝つことが全てですから、こうしてひとつ勝ったことで流れが変わってくれたら」と淡々と話した。

 就任1年目の高橋監督の立場は安泰だが、昨季も2位でV逸しているだけに、責任を追及する声は当然上がる。チーム関係者がこう言う。

「V逸でも一、二、三軍のコーチ人事は思ったより無風ともっぱらなんです。高橋監督の目指す野球は、今のコーチ陣が把握している。といっても、広島にこんなにぶっちぎられた責任は誰かが取らないといけない。ここ何年か貧打、貧打といわれてきた。新体制になった昨秋のキャンプから、あの手この手を打ってきたのに、今季もリーグ最下位の453得点と改善されなかった。となると、責任は昨年まで主に打撃を指導し、男気あふれる性格の村田真ヘッドコーチが取りそうです」

 村田真一ヘッドコーチ(52)は今季、高橋監督の傍らに立ち続けた。作戦面も担当し、「最終的に決めるのは監督やけど、これもある、あれもある、って隣でアドバイスはしとる」と話していた。そんなヘッドコーチをベンチで見ていたナインには「一番いい人なんだけど、作戦担当は向いてないよ」と陰口を叩かれた。

■昨オフは翻意し残留

 そもそも昨オフ、原前監督と一緒に辞めるつもりだった。クライマックスシリーズ敗退後、「来年のことは考えていない」と言った。

 しかし、すぐに翻意した。村田ヘッドはその後、「辞めるつもりやったよ。球団にそう言ったし、覚悟もしてた。(原)監督も辞めた。そりゃそうや。そりゃあ、『え!?オレが受けていいんか』って思ったよ。でも、球団の人に『やってもらいたい』『新監督を支えて欲しい』と一度だけじゃない。何度も何度も言ってもらったんや。由伸監督からも連絡があってね。同じように言ってくれた。うれしかったな。それで決断した」と残留に至った経緯を説明していた。

「巨人のコーチとして13年目。昨オフに何度も慰留したという球団が、今年も止めるかは分かりませんが、本人は今年も責任を取ろうとするでしょう」(前出の関係者)

 25年ぶりの広島の胴上げと同時に、巨人はストーブリーグに突入する。

最終更新:9月7日(水)12時3分

日刊ゲンダイDIGITAL

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