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韓進グループ、韓進海運の業務支援で1000億ウォン調達へ

ロイター 9月7日(水)11時2分配信

[ソウル 6日 ロイター] - 韓国の韓進グループは6日、法定管理(会社更生法に相当)を申請した傘下の海運最大手、韓進海運<117930.KS>の荷降ろしを支援するため、自力で1000億ウォン(9046万ドル)を調達する方針を示した。

海外のコンテナターミナルなどの売掛金を担保として差し入れ、600億ウォンを調達するほか、同グループのチョ・ヤンホ会長が私財400億ウォンを拠出する。

同グループは「韓進海運のコンテナの積み下ろしを正常化し、輸出入業者への影響を最小限に抑える」と表明した。

韓進グループは傘下に大韓航空<003490.KS>などを抱える。

これとは別に、韓国政府当局者は、韓進グループが担保を差し入れれば、債権団が1000億ウォンを融資すると表明。同グループは政府案の検討も進めている。

韓進海運の保有船舶の半数以上は入港を拒否され、取引企業の間では代金回収ができないのではないかとの不安が広がっている。今回の資金調達によって荷降ろしをめぐる問題が解決するかどうかもはっきりしない。

6月末時点の韓進海運の債務は6兆ウォンに上り、多くのアナリストや業界関係者は同社が最終的には清算されると予想している。

韓進海運は141隻を保有し、128隻が稼働中で大半はコンテナ船だ。韓国貿易協会によると、積荷の価値は16兆ウォン。5日時点では70隻が入港を拒否され、3隻はシンガポールなどで債権者に差し押さえられた。

最終更新:9月7日(水)11時2分

ロイター