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大谷先発復帰も大きい穴 ハム守護神マーティン故障の波紋

日刊ゲンダイDIGITAL 9月7日(水)17時10分配信

 首位ソフトバンクを追う日本ハムに暗雲だ。

 6日、抑えを務めるマーティン(30)が登録を抹消された。左足首ねんざで全治4週間。4日のオリックス戦に登板後、ベンチへ戻る際に段差で足をひねったという。

 マーティンはここまで52試合に登板して2勝0敗、21セーブ。防御率1・07と安定感バツグンだった。「いまのメンバーでベストの戦いをするだけ」とは栗山監督。先発の吉川やメンドーサを代役に起用することを示唆したが、果たして制球に難のある吉川や球威不足のメンドーサに抑えが務まるのかどうか。

 ここまで野手に専念していた大谷翔平(22)が、2カ月ぶりに先発復帰する。登板予定だった6日のロッテ戦が中止になり、きょう7日、スライド登板する。

 大谷が先発に復帰することで、投手陣は余裕ができるはずだった。加藤やバースなど、もともとリリーフだった先発を後ろに回せるからだ。

 しかし、それもこれもマーティンという、絶対的な守護神がいたからこそ。その前提が崩れたのだから、新たな抑えをつくってなおかつ、当面は球数制限のある大谷の後を任せる2人目の先発が必要になる。

 この先、大谷の球数制限が解除されても、野手としてのパフォーマンスに影響が出るような無理を強いるわけにはいかないだろう。

 大谷が先発として160キロの剛速球で相手をねじ伏せたとしても、しょせん1週間に1回。いくら二刀流でフル回転したところで、毎試合のように登板機会のある守護神の穴を埋めることは不可能なのだ。

 マーティンはCSでの復帰を目指すというものの、それ以前にリーグ優勝するとしないとでは大違い。ここまで順調にソフトバンクとの差を縮めてきた日本ハムが、シーズン終盤にきて正念場を迎えた。

最終更新:9月7日(水)17時10分

日刊ゲンダイDIGITAL

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