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純国産「座敷ほうき」商品化へ アズマ工業、浜松で材料栽培

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月7日(水)9時0分配信

 浜松市中区の清掃用品メーカー「アズマ工業」が、現在国内でほとんど生産されていない純国産の材料を100%使った「座敷ほうき」の商品化を進めている。

 ほうきの材料に使われるホウキグサは半世紀近く、国内ではほとんど栽培されず、99%以上をタイやインドネシアなど東南アジアから輸入しているのが現状。同社は創業120周年の記念事業として昨年、市に贈呈する目的で国産100%のほうきを数本限定で生産した。その工程の中で「日本伝統のホウキグサの栽培を途絶えさせていいのか」との思いを膨らませて栽培の継続、商品化を決めたという。

 JAとぴあ浜松の協力で、北区と浜北区の遊休耕作地計5ヘクタールを活用して5月からホウキグサの栽培に取り組み、このほど、収穫や脱穀を行った。良質なホウキグサを選別しているため大量生産は難しく、同社が見据える生産本数は200~300本程度。柄の部分の竹も浜松産を使用する。長さ1メートルと1・5メートル程度の2種類を販売し、価格は未定。年末の発売を目指している。

静岡新聞社

最終更新:9月7日(水)9時0分

@S[アットエス] by 静岡新聞