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井伊氏ゆかり 石塔群調査 10日、浜松・北区で現地見学会

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月7日(水)8時50分配信

 浜松市は6日までに、北区に点在する井伊氏ゆかりの石塔群の詳細調査を実施し、成果をまとめた小冊子を作製した。調査では供養塔が明治以降も修復、整備され続けていた実態が確認されたといい、市文化財課の担当者は「井伊家が後世まで大切にされたことが分かる」と話す。10日には現地見学会も開催する。

 調査は、北区ゆかりの戦国武将・井伊直虎を主人公にした大河ドラマの放映決定を契機に行った。直虎の五輪塔がある「龍潭寺井伊家墓所」、今川家に殺害された井伊直満、直義兄弟の供養塚「井殿の塚」、「井伊直親廟(びょう)所」など10カ所を対象とし、石塔の形状や銘文、材質などを調べた。

 同課によると、龍潭寺の井伊家墓所は江戸時代初期から明治時代に造営されたことが判明。井殿の塚の石塔は、上部の「相輪」と基礎部分は戦国時代の石材で、塔身部分は後世に補われた物だと分かったという。この2カ所は一目で特徴がつかめるように3D画像も初めて作成した。

 小冊子はA4判カラーの8ページで、5千部作製した。見学会で配るほか、埋蔵文化財調査事務所(引佐町)でも12日から無料配布する。

 見学会は午前10時~正午。希望者は引佐協働センターに集合する。問い合わせは同課<電053(542)3660>へ。

静岡新聞社

最終更新:9月7日(水)8時50分

@S[アットエス] by 静岡新聞