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名古屋で「クハナ!」舞台あいさつ 「チームしゃちほこ」咲良菜緒さん登壇 /愛知

みんなの経済新聞ネットワーク 9月7日(水)15時0分配信

 栄の映画館「伏見ミリオン座」(名古屋市中区栄1)で9月5日、公開中の映画「クハナ!」の舞台あいさつが行われ、出演の「チームしゃちほこ」咲良菜緒さんが登壇した。(サカエ経済新聞)

秦建日子監督と松本来夢さん

 三重県桑名市を舞台にした同映画。工場の従業員解雇や少子化による廃校などの問題を抱えた町が、ジャズバンドを組んで大会を目指す小学生たちの頑張る姿を見て、活気を取り戻していくハートウォーミングストーリー。ドラマ「HERO」「アンフェア」などの脚本を手掛けた秦建日子さんが映画初監督。主役の真珠役は、NHK連続テレビ小説「まれ」で主人公津村希の子ども時代を演じた松本来夢さん。出演はほかに風間トオルさん、多岐川裕美さん、加藤清史郎さんら。

 同映画は地元桑名市、三重県に加え、東海テレビ、CBCテレビ、スターキャット、中日新聞など東海地方のさまざまな企業が後援に名を連ねた。大場美奈さん(SKE48)、秋本帆華さん(チームしゃちほこ)、平松賢人さん(BOYS AND MEN)ら、東海地区の人気タレントも出演している。咲良さんは主人公の姉・凪子を演じた。

 咲良さんは映画初出演。「演じることは今まで頭になかったので、出演することになって驚いた。今までのPVでも意識していたのは、役を演じることより、元気いっぱいやること。新世界への挑戦だった。メンバーから離れて1人での撮影だったので、現場では緊張した。年下だけれど松本さんは、せりふ合わせをしてくれたり、いろいろ教えてくれたりした。メンバーの帆華が現場に来た時は、やはり安心した」と振り返る。

 司会のCBCテレビ永岡歩アナウンサーが会場から「これからどんな役を見たいか」を募集すると「優しい役」「甘えん坊の役」などさまざまな意見が集まった。咲良さんは永岡アナや映画の看板を相手に即興で演技を披露し、会場を盛り上げた。

 最後に咲良さんは「子役がいっぱい出ていて、応援したくなるし、自分にもこういう時があったとピュアな気持ちに戻れる作品。心が洗われる、見てよかったと思える映画なので、楽しんでいただけたら」と呼び掛けた。

 9月2日には秦監督と松本さんが来名して記者会見を開催。秦監督は「桑名は海も山もあり、歴史を感じさせるところもあり、いろいろな顔があった。桑名を知らない人たちが楽しめる、行きたくなるような映画を目標にした。初監督でプロデューサーも兼任。初めての体験で埋め尽くされていたので、まだ冷静に振り返れないが、一から地元の人たちと一緒に映画を作ることは本当に楽しかった」と話す。

 松本さんは「サックスは初めてで、ジャズも知らない音楽なので、練習は大変だった。6カ月かけて猛特訓した。クライマックスは子役のメンバーみんなで練習を重ねて作り上げたシーン。東京から三重の撮影に参加したが、皆と一緒に練習したり、ご飯を食べたりして、仲良くなれた。地元の方々も優しかったし、心の落ち着く場所だと感じた」と笑顔で語る。

 名古屋からも後援やキャストなどたくさんの力が結集した同映画。監督は「地元だけが盛り上がって、人もお金も同じ町の中でぐるぐる回しているだけでは、意味がないと思った。初めから全国公開を目指して、地元と東京やそのほかの地域とのハイブリッドなクオリティーの高いものを目指した。桑名の映画、東海地区の映画にとどまらず、日本の映画と認知されるところまで進めたいし、できれば海外にも持っていきたい。海外から来る観光客が京都、富士山や秋葉原だけではなく、桑名や名古屋にも寄ってみようと思ってもらえたら、うれしい」と映画の成功を祈った。

 伏見ミリオン座ほかで全国公開中。

みんなの経済新聞ネットワーク

最終更新:9月7日(水)16時10分

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