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EU財務相会合、ユーロ圏独自の予算創設を協議へ=議長国

ロイター 9月7日(水)14時0分配信

[ブリュッセル 6日 ロイター] - スロバキアのブラチスラバで9─10日に行われる欧州連合(EU)圏財務相・中央銀行総裁会議では、金融ショックからユーロ圏を守るためのユーロ圏独自の予算創設について協議されるとみられる。

議長国スロバキアは会議に向けた提案書で、ユーロ圏には、うまく機能する通貨同盟が本来備えるべき2つの機能が欠けていると指摘。

1つ目はEU内で豊かな国から財政難の国への資金移転を可能にする保険機能。2つ目はユーロ圏全体に対する外部ショックを和らげる安定化機能であり、ユーロ圏独自の予算(fiscal capacity)がこの2つの機能を提供すると提案した。

スロバキアは「この予算の存在が、中銀に非伝統的な金融政策を迫る圧力を軽減する」と指摘。

また、この予算を利用できるのはEUの財務ルールを守り、マクロ経済面で不均衡に陥っていない国に限られる仕組みとするため、加盟国に財政ルールの順守を促す効果も期待できるとした。

ユーロ圏予算の構想は2012年の債務危機後から議論されており、ユーロ圏の中長期的な経済統合計画にも含まれている。

最終更新:9月7日(水)14時0分

ロイター