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【ヤクルト】初の故障離脱でリハビリ中に山田が気付いたこと「野球って楽しいんだな」

スポーツ報知 9月7日(水)6時6分配信

◆DeNA6―1ヤクルト(6日・横浜)

 8月10日。左第八肋骨骨挫傷で山田が自身初の故障による登録抹消となったその日。中日戦後、ナゴヤDの左翼席では欠場した背番号1の応援歌が流れていた。早期復帰を願う、ファンからのメッセージ―。伝え聞いた瞬間、胸が熱くなった。

 「ヤクルトのファンってね、本当に温かい。負けた時でも『また頑張れよ』とか、優しい声をかけてくれる。なくてはならない存在ですね」

 故障の主な原因となったのは、7月30日の巨人戦(東京D)で背中に受けた死球。その痕は黒ずみ、拳一つ分のコブができていた。「痛くて触られへん」。一時はマッサージも受けられなかった。医師からは「全治4~6週間かかる」と告げられた。だが、ファンのため、そしてCS争いをするチームのために、2週間で戻ると心に決めていた。

 帰京後は都内の病院に通院。高気圧酸素治療などで回復に努めた。リハビリ中は日本ハム・大谷らも愛読する漫画「キングダム」で気分転換し、昼間は自宅周辺を散歩したが、気分は晴れなかった。その中で、あることに気付いた。「野球って楽しいんだな」。痛みはまだ完全に癒えていない。それでもグラウンドに立つ。野球をしている自分が一番、輝いていると分かったから。(ヤクルト担当・中村 晃大)

最終更新:9月20日(火)3時18分

スポーツ報知