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【巨人】連敗止めた菅野の男気「誠司がうまくリードしてくれた」

スポーツ報知 9月7日(水)6時6分配信

◆阪神2―4巨人(6日・甲子園)

 巨人・菅野が6回9安打2失点の粘投で9勝目を挙げ、気合の113球でチームの連敗を4で止めた。5回2死からは4連打を浴び、今季の阪神戦では初の自責点となる2点を失ったが、追加点を許さなかった。4回には自ら適時二塁打も放ち、坂本を欠いたナインを鼓舞。打撃陣も2回に長野の犠飛で先制するなど、エースを援護した。阪神戦には5年連続で勝ち越し決定。この1勝を機に、立て直す。

 気合が入った。菅野は同学年の女房役に尻をたたかれ、攻める気持ちを再確認した。1点リードの6回2死二塁、原口の打席前。マウンドで小林誠と話し合い、内角を突くと決めた。膝元の150キロで詰まらせ、二ゴロに仕留めた。「右打者のスライダーのマークがきつかった。意表をついてじゃないですが、いい勝負ができた」。スガコバの勝利への執念が、連敗を止めた。

 チームの悪い流れを変えるため「誰かがアクションを起こさないと」と決意して臨んだ。バットでは4回、小林誠の犠打の後、「燃えるものがあった」と藤浪から右中間へ適時二塁打。5回2死から4連打を浴び、1点差に迫られたが、ゴメスを外角152キロで三振に斬った。「最高のストレートで空振りが取れた。小林と自分がやってきたことが出せた」と振り返った。

 チームは直近10試合で1勝9敗。その間、小林誠の守備面でのミスが目立った。首脳陣から「執念がない」と指摘され、苦悩する姿を菅野は間近で見てきた。「(捕手が言われるのは)投手が打たれているから」と責任を痛感。陰では「ここ最近、誠司はうまくいかなくて悩んでいたと思う。(勝ったら)誠司を持ち上げてあげてください」と記者にお願いする優しい一面も見せた。白星が一番の良薬と考え、燃えていた。

 絆は太い。菅野は「誠司の肩があるから、そんなに走ってこない」と単打OKの精神で臨めるという。この日、走者一塁の場面で計40球を投じ、単独スチールはゼロ。1・2秒なら合格と言われる中、球界最速クラスの1・0秒台の超速クイックを駆使し、北條にも上本にもスタートすら切らせなかった。小林誠とのコンビで通算盗塁阻止率は驚異の6割だ。「智之なら誰が捕手でも勝てます」と小林誠は謙遜するが、絆こそ大量失点しない秘けつだ。

 阪神打線には苦戦し、6回113球を要した。それでも勝負どころで強気のリードに救われた。菅野は「ずっと2人でやってきたことを信じて、サインを出してくれた。誠司がうまくリードしてくれた」と感謝した。

 菅野は次回、今季初の中4日で11日の広島戦(東京D)が濃厚だ。「覚悟はできています。内容はいいものじゃないですけど、今日みたいな試合を勝てたのは大きい」。試合後、小林誠と笑顔で力強くハイタッチを交わした。(片岡 優帆)

最終更新:9月9日(金)19時57分

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