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[時論]強力な対北抑止原則を再確認した韓米首脳

聯合ニュース 9月7日(水)17時20分配信

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と米国のオバマ大統領は6日、訪問先のラオスで会談し、北朝鮮のいかなる挑発にも米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」を含む強力な韓米連合の抑止力を維持していくことで一致した。北朝鮮の核・ミサイル脅威が日増しに高まるなか、韓米が北朝鮮に対する抑止力を土台にした揺るぎない同盟関係をあらためて確認したことに意味があった。両首脳はあわせて、北朝鮮核問題の解決に向けた中国の役割を強調し、中国と引き続き対話していくことでも一致した。

 11月の米大統領選を控え、事実上最後となる朴大統領との首脳会談を終えたオバマ大統領は共同会見発表文で、韓国配備を決めたTHAADについて「純粋な防衛システムにより北朝鮮の脅威に対応するためのもの」であると明言した。

 朴大統領は「両首脳はTHAAD配備を含めた連合防衛力の増強および拡大抑止を通じ、強力な抑止力を維持することにした」と述べた。

 また、北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射成功などで朝鮮半島における米国の拡大抑止力が脅かされると危惧されるなか、オバマ大統領は「韓国防衛に対する米国の意志は絶対に揺るがない」と述べ、韓国防衛の公約をあらためて表明した。

 北朝鮮は今月5日にも、弾道ミサイル3発を同時に発射して1000キロほど飛行させた。日本国内のターゲットと朝鮮半島の有事に出動する在日米軍基地を同時に攻撃できることをアピールしたとの受け止め方もある。

 両首脳が、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁の忠実な履行により北朝鮮の核とミサイルの高度化を封じ込むため、中国の役割を強調したことも注目される。自国の安全保障の利益を損なうとしてTHAADの韓国配備に反対し、あつれきが深まっている中国に、韓米が適切なメッセージを投げかけたと評価したい。韓米は北朝鮮の脅威に対するTHAAD配備を確認した一方で、北朝鮮制裁の穴を埋めるためには中国の協力が必要であることを認め、同国との持続的な対話の意思を表明した。

 今やTHAADの配備が米中の戦略競争の問題であることは否定できない。この先、中国の説得を続け対北朝鮮での連携体制から離脱させないようにするという難題が残っている。朴大統領が5日の韓中首脳会談で言及した、THAAD配備に関する「韓米中による包括的議論」という提案が、あつれき解消の糸口になり得ると期待される。韓国政府に柔軟かつ創意的な外交努力が求められている。

最終更新:9月7日(水)17時23分

聯合ニュース

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。