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【巨人】長野が坂本不在の穴埋めた!マルチ、2盗塁、V犠飛

スポーツ報知 9月7日(水)6時6分配信

◆阪神2―4巨人(6日・甲子園)

 プレーボールの瞬間から、長野の目は血走っていた。試合開始からわずか3秒。藤浪の初球、真ん中へのカットボールをとらえた打球は、強烈な勢いで中前へ抜けた。片岡がバント失敗に倒れると、続く亀井の打席ではすかさず二盗。2回1死満塁では右犠飛で先制を奪うなど、リードオフマンとして打線をけん引した。「なんとか先制点をと思っていたので、よかったです」と息を弾ませた。

 主将不在をカバーした。坂本は4日の中日戦(東京D)で左膝付近に自打球を受けた影響で、この日はベンチスタート。打率リーグトップを独走する攻撃の要を欠き、4連敗中のチームの雰囲気はさらに重くなりかけていたが、ここで長野が奮い立たないわけがなかった。次世代の両輪であるサカチョーコンビ。4歳年下の後輩が、必死にチームを立て直そうと厳しい言葉でナインを鼓舞する姿は、いつも間近で見ていた。

 4回1死二塁では左前打を放ち、今季40度目のマルチ安打をマーク。ここでも二盗を決めた。「さて、2盗塁は何年ぶりでしょうか? 5年ぶり? 正解っ!」。11年6月11日のオリックス戦(京セラD)以来、自身3度目となる1試合2盗塁。坂本を欠くピンチを乗り切って連敗を止め、長野にも持ち前の明るさが戻った。「暗くやっていてもしょうがない。また明日、頑張ります!」(尾形 圭亮)

最終更新:9月9日(金)19時56分

スポーツ報知