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「ハドソン川の奇跡」NYプレミア、トム・ハンクスが「サリー機長は男の中の男」

映画ナタリー 9月7日(水)20時17分配信

「ハドソン川の奇跡」のニューヨークプレミアが、アメリカ・リンカーンセンターにて現地時間9月6日に開催された。

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2009年1月にニューヨークで起きた航空機事故を題材にした本作は、とっさの判断で乗員乗客全員の命を救った機長サレンバーガーが、調査委員会から追及を受けて“容疑者”にされていくさまを描くヒューマンドラマ。

このニューヨークプレミアには監督のクリント・イーストウッド、主演のトム・ハンクス、副機長ジェフ役のアーロン・エッカート、そして主人公のモデルとなったチェズレイ・“サリー”・サレンバーガーが参加した。

イーストウッドは、同地でプレミアを行うことについて「ニューヨークについての物語ですし、ニューヨークで起きた事故なので、本当にここで開催できてよかったと思っている」とコメント。さらに「とてもいい物語に仕上がっていて、サリー機長についての素晴らしい物語でもある。サリーが乗り越えなければならなかった困難を描いている」と作品を紹介した。

ハンクスは、この役を演じた理由を「それは実際のサリーが男の中の男だからだよ。事故のことは世界中の人が知っていたけど、機長についての真実は誰も知らなかった。その真実を伝えることに演じる意味があると思ったんだ」と明かす。またサレンバーガー本人に関して「本当に責任感の強い人です。普通のフライトの前にも必ず長いチェックリストを用意して臨んでいる。毎回危険をはらんでいるわけではないけど、あの日たまたま事故が起きた。そのときに自分の仕事をまっとうできたのも普段から誠実に仕事をしてきたからだ」と絶賛した。

エッカートは、プレミアを迎えた気持ちを「本当に光栄だ。いい人たちに恵まれて作品が完成したと思う。クリント・イーストウッドは素晴らしい俳優であり監督。トム・ハンクスは世界一の俳優だ。一緒に映画を撮れて感激しているよ」と述べ、サレンバーガーは「トムがキャスティングされてとてもうれしかったよ。彼は多くの映像を観て、僕がどう話すか、どう歩くか、何を考えてどう物事を言うか見付けたと言っていたよ」と語った。

ハンクスとエッカートは、来日して9月15日のジャパンプレミアに参加する予定。エッカートは「日本が大好きだ。前回行ったとき、皇居の周りを走ったんだ。すごく楽しかったから、またやってみたい」と話す。そしてイーストウッドも「僕は日本のファンの皆さんが大好きです。日本を舞台にした映画(『硫黄島からの手紙』)を撮ったこともあるくらい。私にとっては特別な国。皆さんに気に入っていただけるとうれしいです」とメッセージを寄せた。なおこのたび、ジャパンプレミアに歌舞伎俳優の市川海老蔵が登壇することも決定した。

「ハドソン川の奇跡」は、9月24日より東京・丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にてロードショー。



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最終更新:9月8日(木)18時11分

映画ナタリー

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。