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元妻が自分の”死亡届”を出していた!

MEGABRASIL 9月7日(水)7時3分配信

知らずに20年も死んでいたことに。目当ては給付金!?

「あなた、20年前に死んでますよ」。

–役所に証明書を申請しようとしたら、こう言われてしまった男性がブラジルにいる。もちろん、彼は生きている。

何が起こったのかわからないなりに、自分が生きてることを証明するため奔走した男性の姿をブラジルのメディアが伝えている。

TVグローボの番組「ジョルナウ・オージ」が9月3日づけで伝えたところによると、事件はブラジル北東部のトカンチンス州の静かな町、グルピ市で起こったという。

今でこそ自宅のベランダで穏やかに過ごしているドミンゴス・アモリンさんだが、彼が自分の「死亡」に気づいたのは2012年、元妻が死んだときだ。

「弁護士に元妻との結婚証明書の申請を頼んだ後、自分が死んだことになっている証明書を受け取ったんです。しかも死亡届を出したのが元妻だということを知りました」(ドミンゴスさん)

死亡届が提出されたのは1983年、隣のマラニョン州で死んだことになっていた。彼は死んだことになっていた間も、鉱山の採掘で生計を立てていた。

一方、元妻は、ドミンゴスさんの「死亡」により、1983年から死ぬまでの少なくとも15年間、政府からの給付金を受給していた。

2012年にそれを知ったドミンゴスさんが、自分が生存していることを証明できるまで、4年もかかったという。

やっと今、裁判所が死亡証明書の取り消しを受理し、次の手続きは生きていることの証明を取り寄せることになる。この生存証明がないと年金が受給できないため、ドミンゴスさんは4年間、年金の受給も停止されていた。

「元妻が提出した死亡届によるとドミンゴスさんの死因はマラニョンでの自然死となっていて、医者の証明などは一切ついていませんでした」(国選弁護人、ジョゼー・アウヴェス・マシエウさん)

「おかげさまで私はピンピンしていて、ご覧のとおり皆さんと話ができています。これは神様が私に健康をお授けくださったということです」(ドミンゴスさん)

(文/余田庸子)

最終更新:9月7日(水)7時3分

MEGABRASIL

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。