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「古戦場」で姉妹協定 米ゲティスバーグと関ケ原町

岐阜新聞Web 9月7日(水)9時25分配信

 岐阜県不破郡関ケ原町は5日(現地時間)、南北戦争最大の激戦地となった「ゲティスバーグ古戦場」がある米ペンシルベニア州ゲティスバーグ区の国立軍事公園と、姉妹古戦場協定を結んだ。関ケ原古戦場がある同町の西脇康世町長が古田肇知事らと訪れ、協定書に署名した。古戦場同士が姉妹協定を結ぶ例は珍しいという。
 協定では、▽歴史的な史跡を維持するための手法・技術▽保有する歴史的品目の展示協力▽古戦場職員の研修-などの分野で相互協力を明記。町は合わせて同区とも姉妹都市提携を締結した。調印式は公園内のリンカーン駅構内で行われ、西脇町長が同公園のエド・クラーク支配人、セオドア・ストリーター区長とそれぞれ協定書を交わした。
 西脇町長は「協定を通じて友好を深めたい」、クラーク支配人は「古戦場の協定は我々にとって初めての試み。歓迎したい」とそれぞれあいさつ。協定に立ち会った古田知事は「大きな戦いの後に平和がもたらされた地が触れ合うのは素晴らしい」とたたえた。
 西脇町長は2014年に同区を視察した際、当時の区長から友好都市提携の打診を受け、具体的な連携の在り方を検討してきた。今年3月にはナポレオン最後の決戦地のベルギー・ワーテルローを加えた「世界古戦場サミット」を関ケ原町で開催。3者は「世界三大古戦場」として継続的に交流することを共同宣言として打ち出している。

岐阜新聞社

最終更新:9月7日(水)10時9分

岐阜新聞Web