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【日露首脳会談】 安倍総理、手応え強調、北方領土問題が進展か?

AbemaTIMES 9/7(水) 15:02配信

今月2日、ロシア・ウラジオストクで開かれた日露首脳会談で安倍総理は「さまざまな分野においてゆっくりと議論を進めていきたい」と経済協力を進める姿勢をアピールした。
北方領土問題の解決に向けてロシア側の譲歩を引き出す狙いだったとみられる。プーチン大統領は「今回の訪問に感謝し、歓迎している」と歓迎の姿勢を示した。夕食を含めると3時間を超える会談で、そのうち2人だけの会談はおよそ55分間行われた。

この会談に先立ち、ロシア側はプーチン大統領の日本訪問を12月にする方針を発表した。このロシア側からのアプローチについて、北方領土問題に詳しい新党大地の鈴木宗男代表は「安倍総理はプーチン氏に訪日を要求しているわけだから、極めて好意的な話ではないか」と分析した。プーチン大統領の訪日は当初、一昨年の秋に予定されていたが、ウクライナ問題などで、何度も延期されていた。

日本とロシアのこのような動きに対し、米国務省カービー報道官は「まだロシアとは通常の仕事をする時期ではないという我々の見方は全く変わっていない」と懸念を示した。

一方、首脳会談を終えた安倍総理は「新しいアプローチに基づく交渉を今後具体的に進めていく。手応えを強く感じ取ることができた会談だった」と会談の手応えを強調した。

いまから60年前の1956年に出された日ソ共同宣言以来、議論されてきた北方領土問題だが、プーチン大統領は「我々は秘密条約でなく、1956年の条約(日ソ共同宣言)の交渉の場に戻った」と、4島のうち歯舞群島・色丹島を引き渡すとした「日ソ共同宣言」に沿って交渉する考えを示した。

これに対し、菅義偉官房長官は「4島の帰属の問題を解決し、平和条約を締結するという基本的な立場に立って、これからも粘り強く交渉していきたい」と、さらに領土問題の進展を図りたいとの認識を示した。

最終更新:9/8(木) 15:50

AbemaTIMES