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シロザケの採卵始まる 輝き放つ成熟卵

苫小牧民報 9月7日(水)16時36分配信

 千歳川で捕獲したシロザケの採卵作業が7日から、千歳市蘭越の水産総合研究センター北海道区水産研究所千歳さけます事業所で始まった。初日は雌の親魚177匹からオレンジ色に輝く47万粒の卵を採取した。

 採卵を目的にした捕獲は、日本海さけ・ます増殖事業協会が設置する市内花園のインディアン水車で8月28日にスタート。親魚は蘭越の蓄養池に移され、卵の成熟を待っていた。

 今季の採卵目標は7260万粒。9月6日までの親魚の捕獲数は雌2320匹、雄3045匹の計5365匹で、ほぼ前年並みという。

 この日、日本海さけ・ます増殖事業協会の職員らが蓄養池から婚姻色の濃い成熟したサケを引き上げ、ベルトコンベヤーに乗せて作業場へ送った。

 サケを雌雄に選別すると、採卵刀で雌の腹を割いてオレンジ色の鮮やかな卵を取り出し、雄の白子を蓄えた採卵盆に入れていった。職員は手早くかき混ぜて授精を促すと、冷水に移して保管した。

 採卵作業は捕獲が終わる12月中旬まで続く。ふ化した稚魚は来春、千歳川に放流される。

最終更新:9月7日(水)16時36分

苫小牧民報