ここから本文です

調剤薬局で「おくすり手帳」を持参するとお得になるの?

マネーの達人 9/7(水) 5:00配信

「おくすり手帳」とは何?

調剤薬局でお薬をもらうと薬の説明書と一緒にもらう手帳です。手帳の中には、処方された薬の内容が書いたシールが貼ってあります。みなさんも一度はもらわれたのではないでしょうか?

このおくすり手帳、氏名やアレルギーなども書く欄があって便利なのですが、慢性疾患の方以外はあまり活用されていないのではないでしょうか?

2016年4月の医療費改定により、ますます活用される方がお得というお話しです。

おくすり手帳はなぜできたのでしょうか?

■1993年 ソリプジン薬害事件をきっかけに導入
 
おくすり手帳は1993年に国内の患者さん15人が別々の病院から抗ウイルス剤と抗がん剤の処方を受け、一緒に服用したことによって死亡されたソリプジン薬害事件をきっかけに導入されました。

■1995年 阪神淡路大震災で「備え」の意味で認知

1995年に阪神淡路大震災の際に、災害の特としておくすり手帳があれば、処方箋なしで薬を受け取ることができる場合があり、災害における備えの意味でも認知され、急速に普及するようになりました。

■2000年 国の制度となる

2000年に国の制度となり、調剤報酬として評価されるようになり、薬剤の名称等をおくすり手帳に記載した場合、薬剤情報提供料に手帳記載加算が加算されるようになりました。

2016年3月まではおくすり手帳を持参しない方が得だった

おくすり手帳に処方された内容のシールを貼ってもらうことにも、きっちりと料金がかかっていたのをご存知でしたか?

2014年の医療費改定の際には、おくすり手帳を持参した場合より、持参しなかった場合の方が、薬剤服用管理指導料が70円安くなる改定が行われていました。

持参した場合は410円(3割負担なら130円)
持参しなかった場合は340円(3割負担なら110円)

となっていたのです。

そう言えば、「おくすり手帳」を忘れたと言えば、「貼っておいてください」とシールを渡されていたけど、最近はシールが貼られた手帳を毎回頂いていたなと思いました。手帳に貼ることによって、「持参した場合」にいれられて、請求されていたのです。

1/2ページ

最終更新:9/7(水) 5:00

マネーの達人