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通説覆す発見に見入る 灰塚山古墳、福島県喜多方で現地説明会

福島民友新聞 9月7日(水)8時32分配信

 発掘調査で石棺の上から多量の鉄製品などが出土した喜多方市慶徳町にある古墳時代中期(5世紀)の前方後円墳「灰塚山古墳」で6日、現地説明会が開かれ、市民や考古学ファンらがこれまでの通説を一変させる貴重な遺跡に見入った。

 古墳時代中期の会津では、前期(3~4世紀)と比べて古墳が少なく、大和政権との関わりが薄い時代とみられていた。しかし、灰塚山古墳から出土した豊富な鉄製品は、大和政権が朝鮮半島から原料を入手して加工、分配したものとみられ、中期も会津と大和政権の深い関係が続いていたことが推察される。

 同日は、現地説明会としては異例の約140人が参加。発掘調査を担当した東北学院大(仙台市)文学部の辻秀人教授(65)や学生が成果などを報告した。

福島民友新聞

最終更新:9月7日(水)8時32分

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