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ご存知ですか?自分の老後資金の準備期間

ベネッセ 教育情報サイト 9月7日(水)14時0分配信

子育て世代は、目の前の子育てに気を取られて、老後の心配はつい先送りにしがちです。けれども、子育てを終えてから老後の準備を始めるのでは、間に合わないことがあります。そうならないように、一度立ち止まって、自分の老後について考えておきましょう。

親子の年齢差で変化する、老後資金の準備期間

晩産化が進んでいます。厚生労働省の調査では、2014(平成26)年に第1子を産んだ女性の平均年齢は30.6歳。その女性が生まれた30年前の1984(昭和59)年に第1子を出産した女性の平均年齢は26.6歳なので、4年後ろ倒しになっています。

一方、10代から20代前半で出産する女性も一定割合います。2014(平成26)年、父母いずれもが25歳までのカップルから誕生した第1子は、第1子全体の10.1%で約4万6,000人でした。第5子以降までも含む子ども全体で見ると、約6万7,000人です。出産年齢全体を見渡すと、出産年齢が遅くなっている傾向ははっきりしていますが、だからといって、全員がそうではありません。

家族の主な稼ぎ手が男性である場合、その男性が25歳で父親になったとすると、子どもの大学卒業時には47歳です。子どもを40歳でもうけたとすると、大学卒業時の父親の年齢は62歳です。親の働き盛りに子育てを終えるのか、定年退職後まで子育て費用が掛かってしまうのかは、子どもを何歳で産むかで変わってきます。

子育てにお金がかかる時期が50代以降に差し掛かる家庭は、子育てが終わってから老後資金を貯める期間が短いことを認識しておく必要があります。定年退職後まで教育費などがかかるようであるなら、なおさらです。

子どもの学歴は高どまりしています。高校生の76.32%が、大学等や専門学校に進学していて、もはや「みんな」が進学しているといってもよいでしょう

親の教育費負担は重く、私立大学の文系の費用目安は4年間で約500万円です。しかも、生活費の面倒も見ますから、子どもが高卒で社会に出るのに比べ、大学に進学した場合は、生活費の負担が4年間長くなり、家の出費には大きな差が生じます。
大学卒業時に思うような就職ができず、大学院に進学したり就職浪人したりするようであれば、その負担はさらに重く、長くなります。

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最終更新:9月7日(水)14時0分

ベネッセ 教育情報サイト