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ジウマ氏が官邸引き払う=支援者らの声援を受けつつ

ニッケイ新聞 9月7日(水)5時49分配信

(ブラジル邦字紙「ニッケイ新聞」7日付け)


 8月31日の弾劾裁判で罷免されたジウマ前大統領が6日午後3時半頃、大統領官邸を後にしたと同日付G1サイトなどが報じた。

 荷物を積んだトラックは5日夜、官邸を出発したが、ジウマ氏自身は6日午後、11年1月の就任以来、5年8カ月を過ごした大統領官邸を後にした。

 弾劾裁判では、粉飾会計などの財政責任法違反が問われたものの、8年間は公職に就く事を禁じた部分の適用はされず、政治生命は保たれた。

 ジウマ氏は今後、娘夫婦や孫、元夫も住むリオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレに住む。だが、母親のジウマ・ジャーネ氏がリオ・デ・ジャネイロ市に住んでいるため、2日には、一時的にリオに住む可能性も示唆した。

 大統領罷免後のジウマ氏は、政権担当時の閣僚ら数人の訪問を受けるだけで、外出も避けていたが、6日の退去時は車から降り、屋外に集まった約1千人の支援者達に応じた。支援者らが赤いバラを差し出し、「エウ・チ・アモ」などと声援を送ると、ジウマ氏もにこやかに対応したが、報道陣には応じず、空軍機の待つ空港に向かった。

 官邸退去は罷免から30日以内にと命じられていたが、ジウマ氏には今後も警備や世話係4人と補佐官2人、運転手2人がつき、公用車2台の使用も認められている。

最終更新:9月7日(水)5時49分

ニッケイ新聞