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布袋寅泰も思わず「ファイナルじゃないよね?」熱すぎるツアー初日

MusicVoice 9月7日(水)13時9分配信

 ギタリストの布袋寅泰が今月3日に、埼玉県・サンシティ越谷市民ホールで、35周年プロジェクト『【BEAT7】 Maximum Emotion Tour ~The Best for the Future~』と題した、全国ホールツアーの初日公演をおこなった。鳥肌が立つ、語り継がれる名曲ばかりのセットリストでオーディエンスを魅了。布袋も「ファイナルじゃないよね? それぐらい熱いね!」と語るほどの熱い夜だった。

ライブ写真

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 今夏、BOOWY~COMPLEX~ソロにおけるオールキャリアを総括する、究極の3枚組BESTアルバム『51 Emotions -the best for the future-』のリリースが好評ななか、初の米ロサンゼルス公演、そして3年ぶりの米ニューヨーク公演を成功させた布袋寅泰。

 バンド活動、ソロ活動で日本一となり、1996年にはアトランタ・オリンピック閉会式へギタリストとして出演、2003年には映画『キル・ビル』のメインテーマに楽曲が採用されるなど、世界を変えてきたイノベーターであるミュージシャンが布袋だ。凱旋公演、“JAPANツアー”という名が相応しい、永遠のマスターピースを体感できる全国ホールツアーが開幕した。

 まず圧倒されたのが、モータウン・ビートが躍動するメロディアスなヒット曲「POISON」だ。布袋がはじめてチャート・シーンへ挑んだナンバー。様々な音楽的素養を感じさせながらも、ヒットを狙ってシングルCDで80万枚ものセールスを突破したのだから、恐れいる。ライブでの、スタートからいきなりトップギアが入った強烈なグルーヴの発動。前半からクライマックスを迎えるかのように拳を振り上げ続けるオーディエンスの熱さ。耳馴染みのあるレジェンダリーな楽曲が、鉄壁のバンドメンバーによってグレードアップして目の前で再構築されていく様に感動した。

 一目見たら鳥肌がたつ、語り継がれる名曲ばかりのセットリストが続くなか、ソロ・アーティストとしての生き様を宣言した、ダンサブルなナンバー「BEAT EMOTION」に魂を揺さぶられた。赤一色に染められたステージフロアに掲げられた5つのランプ、シンプルながらも小宇宙を感じさせる照明とともに、エレガントにロックンロールが塗りたくられていくアグレッシヴなプレイに感情が高まる。

 MCで布袋が「今日はツアーファイナルじゃないよね? それぐらい熱いね!」と話した通り、ツアー初日とは思えない完成度の高いステージを魅せる布袋バンドと、それに答える超満員のハイテンションなオーディエンスたち。

 それもそのはず、今回のツアー・メンバーは布袋とは新宿LOFT時代からの盟友であるザ・ルースターズのベーシスト井上富雄、デヴィッド・ボウイ・バンドでドラムを叩いていたザッカリー・アルフォード、ソウル・フラワー・ユニオンのキーボーディスト奥野真哉、サイドギターに黒田晃年、プログラミングには岸利至らが参加するなど、オトナな余裕を感じさせるスキルフルなパフォーマンスによって、「Dreamin'」、「バンビーナ」など、日本ロックシーンを彩ってきた数々の大名曲がプレイされていく。

 まさにベスト・オブ・ベストな瞬間の連続だ。大ヒット曲もレア曲も、イントロが鳴る瞬間に悲鳴のような歓声が響き渡る連続に、オーディエンスの布袋愛を強く感じたものだ。

 ツアーは、4日サンシティ越谷市民ホールを皮切りに、12月1日のNHKホールまで全26公演が続いていく。「武道館やアリーナなど大きな会場はあるけど、ホールツアーが一番気持ちよい!」と布袋はライヴ中に語っていた。ぜひ、世界水準の“布袋寅泰バンド”の最新のプレイを生で、ホールという音が気持ちのよい空間で贅沢に体感して欲しい。(文・ふくりゅう=音楽コンシェルジュ)

最終更新:9月7日(水)13時9分

MusicVoice