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<台風で野菜高騰>売り切れの店も…消費者敏感 冷静に価格見極めを

埼玉新聞 9/7(水) 10:30配信

 埼玉県さいたま市浦和区の青果店「清宮青果」の清宮正作さん(38)によると、店頭でのニンジンの販売価格は例年2本150円程度だが、今年は200円前後。「価格が高止まりしている。関東産が出回る11月ごろまでには例年通りに戻ってほしい」と望む。

 同市大宮区の「みやたけファーム」の中森哲也さん(48)は、消費者が野菜の価格高騰に「敏感になっているのでは」と推測。5日は開店から約5時間でニンジンが売り切れたという。

 今年は春先から熊本地震の影響に加え、8月の台風で北海道に被害が出たため、価格が上昇しているという。ただ北海道では、各産地の被害状況の確認は今後の作業となる。中森さんは「北海道の状況や価格を冷静に見極めて、買い物をしてほしい」と話す。

 野菜の高騰は家庭の財布にも影響が出そうだ。深谷市の主婦(54)は「ニンジンはカレー、シチュー、煮物など多くの料理に使う。県内産が出回る11月くらいまでに値段が落ち着いてほしい」と訴える。上尾市の会社員女性(35)は「気候の影響で便乗値上げは困る」と注文を付けた。

 一方で、さいたま市大宮区の主婦(75)は「心配していない。冷静に価格を見たい」。朝霞市の会社員女性(50)は「県内産が出回るまで、うまくやりくりしたい」と話した。

最終更新:9/7(水) 10:30

埼玉新聞