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ゴールエリア脇のスペースはオセロの4つ角 ジョルディ・アルバ&香川が実践する得点力が上がるクロスとは……

theWORLD(ザ・ワールド) 9/7(水) 8:10配信

ラストパスは“ゴールエリア脇のスペース“から

オセロ(リバーシ)の必勝法に4つの角をとるという方法がある。現代のサッカーでもオセロの4つ角と同じように重要なスペースが存在する。タッチライン際から自陣方向に折り返すマイナス方向のクロスが得点に結びつきやすいのだが、このラストパスはゴールエリア脇のスペースから供給されている。

このスペースへ走りこんでのアシストを意識しているのはドルトムントで活躍する香川真司だ。2016年7月28日に行われたインターナショナル・チャンピオンズ・カップのマンチェスター・シティ戦で、香川は後半アディショナルタイムにMFクリスチャン・プリシッチのゴールをアシストしたのだが、このラストパスもゴールエリア脇のスペースから送り込んでいる。香川はショートコーナーの流れから、パスを受けると相手DFを引きつけてマイナスのクロスを供給し決定機を演出した。

またバルセロナのサイドバックもゴールエリア脇のスペースからの折り返しのクロスを意識している。昨シーズンの最終節グラナダ戦では、ネイマールのパスを受けたジョルディ・アルバがこの位置からスアレスにパスを送り込み先制点をアシスト。それだけでなく追加点となる2点目の場面でも、右サイドのダニエウ・アウベスがマスチェラーノのロングフィードをタッチライン際からダイレクトで折り返し、スアレスのヘディングシュートをお膳立てしている。

紹介したケースだけでなく、ウナイ・エメリ監督の率いていたセビージャの得点シーンでも、このパターンの攻撃が頻出していた。アタッキングサード(フィールドを3分割したゾーンのうち、相手ゴール側のゾーン)を攻略する場面で、ゴールエリア脇のスペースへ狙いを持ってすばやく進入することができれば得点力は増えるはずだ。

http://www.theworldmagazine.jp

最終更新:9/7(水) 8:10

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