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福島・阿部さんが最高賞を受賞 伝統こけしコンクール

福島民友新聞 9月7日(水)10時30分配信

 宮城県大崎市の鳴子温泉で3、4の両日開かれた第62回全国こけし祭りの伝統こけしコンクールで、福島市土湯温泉町の土湯伝統こけし工人、阿部国敏さん(43)が最高賞の文部科学大臣賞・全国こけし祭り会長賞を受賞した。4日、表彰式が行われた。

 例年約300点の応募がある全国有数のコンクールで、今回は東北6県を中心に全国の工人74人から278点の出品があり、32点が入賞した。阿部さんの作品は「大きめの頭部から胴体へと流れる展開が美しい」などと評価されたという。

 阿部さんは大正時代を代表する土湯系こけし工人治助さんのひ孫。19歳で修業を始め、父敏道さんや同じ土湯系工人の陳野原幸紀さん=同市土湯温泉町=に師事した。阿部さんは「受賞できるとは思っていなかったので驚いた。賞を励みに腕を磨いていきたい」と喜びを語った。

福島民友新聞

最終更新:9月7日(水)10時30分

福島民友新聞