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パワハラ相談過去最多701件 長崎労働局「人手不足で環境悪化」

西日本新聞 9月7日(水)11時46分配信

 長崎労働局に2015年度に寄せられた職場でのいじめや嫌がらせなどのパワハラに関する相談件数は701件(前年度比115件増)で、統計を取り始めた01年度以来、過去最多を記録した。同労働局は「人手不足などで労働環境が悪化し、心の余裕がなくなっているのではないか」と分析している。

 パワハラでは上司から「役立たず」などの暴言を吐かれたり、暴力を振るわれたりする相談が寄せられた。集団無視などのいじめ相談もあった。

 妊娠や出産、育休を理由に不当な扱いを受けるマタハラの相談は49件(23件増)と倍増した。妊娠を報告した際、退職を勧められるケースもあったという。セクハラ相談は74件で、前年度から7件減った。

 相談全体の職種別の内訳は、保健衛生業(病院・診療所、社会福祉施設など)が27・7%で最も多く、卸小売業(16・5%)、製造業(9・3%)が続いた。

 また、労働者と事業主との間で生じるトラブルである個別労働紛争は2921件(128件増)で、「辞めたいのに辞めさせてもらえない」などの自己都合退職の相談が751件を占めた。

 同労働局は今月1日に「ハラスメント対応特別相談窓口」を設置。「職場内のコミュニケーションが重要。トラブルは大きくなる前に相談してほしい」と呼び掛けている。同窓口=095(801)0050(平日午前8時半~午後5時15分)。

=2016/09/07付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社

最終更新:9月7日(水)11時46分

西日本新聞

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